キャンプ2016
毎年恒例の「風の子学童キャンプ」が2016年8月6日(土)~7日(日)の1泊2日の日程で、岐阜県中津川市付知峡キャンプ場で行われました。
初日の夜、近隣は大雨だったにも関わらず、キャンプ場では小雨が一時的に降っただけで、両日ともにお天気に恵まれたのは風の子学童の子供たちの普段の行いが良かったからですね!
<8/6(土)晴れ時々雨>
朝8時に日吉公園に風の子学童のメンバーたちが続々集まります。
小さな体に大きなリュックを背負った1年生たちは初めてのキャンプに不安そうな面持ちです。
2年生以上はキャンプへの期待とワクワク感を隠し切れません。
日吉公園を後にして2台のバスでキャンプ場に向かいました。
お昼前に付知峡キャンプ場へ到着し、さっそく「開村式」が行われました。
指導員や父母代表からのキャンプの約束事などを確認した後、子供たちは班に分かれてキャンプの目標を班ごとに発表します。
キャンプ中は基本的に1年生から6年生までが混ざった10人程度の班で行動します。
「皆で協力しておいしいごはんをつくる」「けがをせず楽しいキャンプにする」などなど各班が宣言しましたが、ちゃんと目標は達成できるかな?
開村式の後はさっそく昼食のカレー作りです。
デイキャンプで練習した成果もあり、飯盒炊飯もとってもスムーズに美味しくできましたね。
キャンプで食べるカレーって本当に美味しい!何度もおかわりをする子もいました。
キャンプ場の横には清流の付知川があり、昼食後はお待ちかねの川遊びです。
水の冷たさに最初は恐る恐るだった子供たちもすぐに全力での水かけ合戦が始まりました。
高学年の中には岩場からジャンプして川に飛び込む子も。
浮き輪を使って川の流れを楽しむ子や川辺の生き物を一生懸命探す子など、皆思い思いに川遊びを満喫しました。
川から上がり、低学年はバンガローでお昼寝、高学年は夜のキャンプファイヤーで披露するトーチトワリングの練習をしました。
低学年たちがお昼寝から起き出してから、夕食の準備が始まります。
今夜のメニューは「バーベキューバイキング」。
班ごとに食べやすい大きさに野菜を切り、下ごしらえをします。
高学年の指導のもと、1年生も包丁を握り、頑張ってタマネギやニンジンなどの野菜を切りました。
かまどでは手分けして火をおこし、飯盒でごはんを炊きます。
ごはんが炊き上がったらいよいよバーベキューバイキングの始まり。
子供たちは父母たちが焼いてくれているお肉に群がりますが、お肉ばっかり食べないで、頑張って自分で切った野菜もちゃんと食べようね!
夕食の後片付けをした後はミニ肝だめしです。真っ暗闇の遊歩道を歩きます。
オバケは出てきませんでしたが、暗闇から悲鳴?歓声?が響いていましたね。
肝試しの後は、お待ちかねのキャンプファイヤーが始まりました。
さて今年はどんな点火が行われるかな?と期待で静まり返った広場に「ライオンキング」の音楽が響きます。
暗闇からライオン、クジャク、鹿、シマウマ、キリン(に扮した父母)が厳かに登場し、誰が点火するかの動物会議が開かれます。
「ライオンのぼくはムリ」「クジャクの私もムリ」とお互いに譲り合う動物たち(に扮した父母)。「そうだ!ゴリラにお願いしよう!」との声が聞こえると、自然に子供たちから「ゴリ」コールが起こりました。そうです。我らが後藤(愛称:ゴリ)指導員がいました!
ゴリ指導員にトーチが渡され、厳かに点火。キャンプファイヤーが盛大に燃え上がりました。
歌や学年ごとの出し物で楽しんだ後は、いよいよ高学年のトーチトワリングが始まります。
この日のために高学年は毎日練習を積み重ねてきました。
トーチが初めての4年生はしっかりと確実に。5年生は「メガネ」などの技に挑戦。
6年生は「二回転大車輪」などの大技を披露しました。
そんな高学年を低学年たちは憧れの目で見つめます。
燃え盛る火の怖さにも負けず、皆とってもよく頑張りましたね。本当にかっこよかったですよ!
最後に花火を楽しんで、本日のプログラムはすべて終了です。
子供たちはそれぞれのバンガローに分かれておやすみなさーい。
遊び疲れてぐっすり眠れたことでしょう。
<8/7(日)晴れ>
朝の集いは7時から。全員でラジオ体操をして目も体も覚まします。
今日の最初のプログラムは朝食づくり。
班の皆で力を合わせてホットドッグとスープとたまご料理を作ります。
各班のかまど担当はソーセージを焼き、班の皆のリクエストに合わせてたまご料理を作りました。
下ごしらえ担当はスープに入れる野菜を細かく刻みます。
包丁の使い方もずいぶん上手になりました。
ボリュームたっぷりの朝食をいただいた後は、川での魚つかみです。
お父さんたちが川をせき止めて作ってくれたエリアにマスが放流され、子供たちは歓声をあげながらマスを追いかけました。
初めて掴む魚の感触にあまりにもびっくりして、捕まえた魚を落っことしちゃう子も。
捕まえた魚は小刀を使って内臓を出して、塩焼きにしてもらう下ごしらえをしました。
ぬるっとしたマスの感触に悲鳴をあげながらも全員が小刀を上手に使って下ごしらえができましたね。
その後、川遊びや虫採りなど思い思いに遊んだ後、キャンプ最後のプログラムの流しそうめんが始まりました。
流しそうめん台は竹を伐採するところから作ったお父さんたちの渾身の力作です。
涼しげなそうめんに交じって、たまにフルーツが流れてくると子供たちから歓声があがります。
昼食はこの流しそうめんとマスの塩焼き。
マスは頭と骨だけ残してキレイに食べることができました。
片付けをした後は各自で荷物をまとめてバンガローを後にします。
全員で広場に集まり「閉村式」を行いました。
班ごとにキャンプの感想を発表します。どの班も楽しく仲良くキャンプを終えることができました。開村式での目標は全部の班が達成できたみたいでしたね。
バスでキャンプ場を後にし、夕方に日吉公園に到着しました。
たった1日ぶりですが、子供たちはちょっとたくましくなったみたいです。
例年は2泊3日であったキャンプ日程を、2泊3日とほぼ同じイベントをこなしながら1泊2日に凝縮した今回のキャンプ。
大きなケガも事故もなく無事に全日程を終了することができたのは綿密に企画してくださった指導員や父母の皆さんのおかげです。
ご尽力本当にありがとうございました。
要員としてキャンプに参加してくださった父母の皆さんもお疲れ様でした。ありがとうございました。
子供も大人も今年の夏の楽しい思い出がたくさんできましたね!
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